プロ10年目の2017年、私のプレーでみんなに笑顔を!

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 いよいよ、2017年シーズンです。開幕を前に、皆さんに今の気持ちをお話ししたいと思います。

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まずは昨年の話から。「やりたかったことをやれなかった」1年でした。

トップ5に入っている回数は決して少なくなかったのですが、私自身の中ではあまり"やれた!"という達成感のない1年だったなと感じています。

 一番大きかったのは、NEC軽井沢72のときに虫垂炎になったこと。

虫垂炎が治った後も体重が落ちてしまって2カ月近くはスタミナ不足も感じましたし、病気をした分、早くどこかで挽回しなくてはという焦りもありました。そして何より、少しでも調子が悪いと"体調悪かったから"という言い訳ができる隙を自分に与えてしまった。
結果を出したい自分と、言い訳している自分に折り合いをつけるのが大変でした。

 それでもシーズン最後の11月は思い切ってできたので、意地は見せられたと思います。


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 昨年、パーゴルフの企画で雀士の櫻井章一さんにお会いしたときに「ゾーンはつかむのではなく触れるもの」というお話を伺って、いい流れやゾーンに入ったときに、その方法を考えて分析しようとするのではなく、今どれだけできるのかを考えながらできたことが、よかったのだと思います。

 シーズンオフ、12月は友達と食事に行ったり飲みに行ったりして過ごしました。少し夜更かしをするのも、1年のうちこの時期だけ。昨年は、ゴルフとは無関係の、さまざまな仕事を頑張っている覇気あふれる方々に出会いました。
そして、とにかく笑う!これが本当にいいリフレッシュになりました。

 新年は3日からトレーニング中心の合宿を行いました。実は今年、何もテーマを持たずに臨みました。合宿中は朝6時の散歩から1日が始まります。
このとき、参加者それぞれが話したい人と話をするのですが、トレーナーの吉永(孝徳)さんに「課題がなくて集中ができない」と相談したら、「じゃあ、どうして自分自身がゴルフをするのかを考えてみたら?」と提案されて、それをずっと考え続けた2週間でした。

 そこでたどりついた答えは、「私は私に関わってくれた人たちを幸せにするためにゴルフをしたい」ということでした。

自分自身のためだけにゴルフをすると考えたら、これ以上ストイックにはできないし、もっとゴルフ以外で優先させたいこともあります。
でも、私の幸せは何だろうと考えたら、私の周りの人たちの幸せな顔を見ることだった。
決して自分自身の本当にやりたいことを"犠牲にしている"という感覚ではなく、私がゴルフを頑張ることで喜んでくれる人がいることが自分にとって最もしっくりくることなのです。


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 2月はコーチの森(守洋)さんとオーストラリアでの2次合宿です。アプローチやパッティングなどの実戦的な練習に重点をおいて行いました。技術的には森さんとずっと取り組んでいることに対して、正直なところ自信はあります。
プラス、昨年から取り組んでいる、考えを整理してプレー中のストレスを減らすことにも、パフォーマンスコーチの佐々木信也さんにも帯同してもらって、昨シーズンに続いて取り組んでいます。

 このような準備をして迎える2017年シーズンですから、昨年達成できなかった獲得賞金1億円突破、そしてそのための3勝目、複数回優勝......。具体的な目標はもちろんあります。
でも、それもすべて「私がゴルフを頑張ることで、周りの人に幸せになってもらいたい」からです。
そのために私は「今できること」を全力で頑張っていくつもりです。

 今年、私はプロ10年目のシーズンを迎えます。
デビュー当時から、いいときも悪いときも応援を続けてくださったファンの皆さんも、そして何かのきっかけで興味を持ってくださった新しいファンの皆さんも、家族のように仲良しなのが私の自慢です。若い選手も次々とデビューする中、"原江里菜を見てみたい"と思ってくれた方には、10年目ならではの"何か"をお見せします。

今シーズンも是非、コースでお会いしましょう!