2015年シーズンを振り返って

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 2015年シーズンが終わり、もうすぐ1ヵ月。とはいえ毎日忙しく過ごしています。
 7年ぶりの優勝がありうれしい一年でしたが、後半戦は優勝争いに絡むことができず課題も残りました。優勝したころから調子もよかったのですが、最後の1、2ヵ月は疲れがたまってしまって調子のよさが結果につながりませんでした。

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 ただ、昨年悔しい思いをした伊藤園レディス(11月13~15日、千葉県・グレートアイランドC)でリベンジしたいという気持ちがあったので、結果としては昨年の順位にも届かなかったのですが、最後までモチベーションを保ち続けることができました。

 今季は、ミーティング委員長という役職を任されました。年に何回か、練習日に試合会場で選手ミーティングを行うだけでなく、LPGAの会議にも出席したりと、今までとは違う時間の使い方もしなければいけません。最初は"本当に私でいいのかな"と思いましたが、実際にやってみると思ったより自分の意見がいえましたし、これだけ多くの選手たちのまとめ役を任せてもらえることは、めったにできない経験です。最近は、ツアーにも年下の選手が増えてきましたし、だらしないことはできないなという気持ちはあります。

 今季、賞金女王のイ・ボミ選手をはじめ、賞金ランキングの上位5人を外国人選手が独占しました。私も"日本人選手がんばれ"といわれることがありましたが、ゴルフが個人競技ということもありますし、これまでの私は「ゴルフだけがよくても、私の人生は豊かなものにならないのではないか」と思っていました。一度きりの人生ですから、毎日の生活が楽しいことが重要だと思っていました。

 でも今は、30歳までゴルフに自分のすべてを捧げてみようと思っています。私が頑張ってトレーニングをしてカラダを作っているのは、息の長い選手でいたいから。それに、貴重な時間を割いて私を全力でサポートしてくれている、トレーナーの吉永(孝徳)さん、(仲田)健さんやコーチの森(守洋)さんにも、全力でぶつからないと失礼だと思うのです。

 そして何より、今年、約7年ぶりに優勝できたことで、"私ならできる"と思えるようになったことは大きなきっかけになっています。
"日本人選手がんばれ"の叱咤激励を、もう他人まかせにしてはいけないのです。

 結婚されてから自分のペースで試合に出場を続けている不動(裕理)さん、オリンピックを目指して年齢を感じさせない闘志むき出しのプレーを続けている大山(志保)さん、30歳を目前に米ツアーへ挑戦を決めた(横峯)さくらさん......。先輩はそれぞれの道を選んでいますが、頑張らなければいけないときに頑張ったからこそ、いろいろな選択肢を持てている。私も選択肢を広げるためにも、若いうちにすべてにおいてゴルフを最優先にしたいと思ったのです。

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 このオフは、1月は宮古島、沖縄でまずトレーニング合宿をします。最初は吉永さん、後半は健さんに見ていただきます。2月は森さんと海外で実戦的な練習をしたいと思います。アプローチやパットといったショートゲームはしっかり練習しつつ、コースマネジメントやターゲットの取り方のスキルをもっと上げたいので、森さんとディスカッションしながら知識を増やして、試合に生かしたい。それに、来季はさらに1試合が増え、4日間大会も増えて、スケジュールの組み方が一年を乗り切るポイントになる。国内外のトップ選手たちがどんなスケジュールを組んでいるのかを森さんと一緒に研究してみるつもりです。

 具体的には1億円プレーヤーを目指したい。2、3勝しないと1億円は届かないので、必然的に複数回優勝が目標になりますし、1年を通じて調子がよくないと達成できないので、平均的にいい成績を上げることにもつながります。

 今年一年、暖かく見守っていただきまして本当にありがとうございました。そして、また来年も変わらぬご声援を、お願い申し上げます。