どこまでできるのか楽しみです!

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 ブログでは報告させていただきましたが、 大東建託・いい部屋ネットレディス(7月31日~8月2日、山梨県・鳴沢GC)で優勝しました。
 調子はずっとよかったのですが、調子がいいから優勝できるわけではないことは、十分すぎるほど知っています。ただ、洋芝は好きですし、トーナメントで初めて回るコースで、コーチの森(守洋)さんから、「好きなコースだと思うよ」と言われていたので、なんとなくいいイメージはありました。

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 大会前日のプロアマ戦のとき、これまでにないほど調子がよく、初日が始まってきたら、プロアマ戦ほどの調子のよさがなかったのも、今になって思えば、力が抜けてよかったのだと思います。

 最終日のスタート前は、勝てる予感というか「今週は私だ」と自然に思えたのです。だからこそプレッシャーもありました。

 前半、気持ちとは裏腹に、スコアが伸ばせません。しかし、同じ組のアン(ソンジュ)選手も苦労をしていたので、「今日は私の日だからそのうちチャンスがある」と耐えていたのです。

 ところが13番ホールでスコアボードを見ると、イ・ボミ選手がスコアをどんどん伸ばしていて「やっぱり今日は私の日じゃなかったか...」と思ってしまいました。すると、アン選手が「優勝者は最終組から出さなきゃダメ。頑張ろう」と声をかけてくれたのです。このアン選手のひと言で、「私がダメでも、ソンジュが頑張ってくれる」と気がラクになりました。

 同時に「今日は私の日」という考えが、「今日優勝できなかったらもう二度と優勝できない」というマイナス思考となり、緊張となっていたことが分かりました。

 ここまでは1日がすごく長かった。でも、上がり3ホールは目の前のプレーに集中していたのであっという間でした。

 18番でウイニングパットを決めた瞬間に湧き上がってきたのは「やっとこれで解放された!」という気持ち。でも2勝目までの約7年間というより、苦しかったこの日1日から。不思議ですよね。

 優勝の瞬間は、仲良くしていただいているたにひろえ選手が泣きながらグリーンサイドに来てくださったのを見て、私も泣いてしまいました。その横で、サマンサタバサの担当者さんが思い切り泣いていたり、森さんが何ホールか前からすでに泣き始めていたと聞いて、思わず笑ってしまいました。

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 ファンの皆さんも、表彰式の後にサインをしたとき、並んでいる間は笑っていたのに、私の前に立った瞬間に泣き出した方もいらっしゃって......。

 私のためにこんなに泣いてくださる方がいるなんて、本当に幸せ者です。

 いつも会場に足を運んで、応援してくださっている皆さんが、調子がよくなってから少しずつ、そして優勝してからさらに、ラウンドにずっとついて見守っているという感じではなくなってきました。それだけ、ファンの皆さんにも心配をおかけしていたんですね。私を元気づけなくちゃと無理して応援に来てくださっていた方もいたのだと思います。

これからは、皆さんが来たいと思ったときに来ていただける、楽しく応援していただける選手でいられるといいなと思います。

 さて、今日からは日本女子オープン(10月1日~4日、石川県・片山津GC)です。実は、私は今まで「メジャータイトルが欲しい」と意識したことはありませんでした。自分自身がメジャーを狙える状況ではないと思っていたこともあります。

 でも今、シーズン中にもう一勝したい、それがメジャータイトルだったらいいな、と初めて意識しています。

 コースセッティングも難しいし、皆が狙ってくるタイトルですが、相変わらず調子は悪くありませんから、"いいプレー"はできるかもしれない。でも、勝つために何が必要かは、先日の優勝ではまったく分かりませんでした。

 特別な試合だけど、特別だと意識しすぎてもダメだし、特別な試合だと意識できないほど鈍感でもダメ......。気持ちの入り方からして難しい一戦ですが、メジャータイトルと意識して初めての日本女子オープンという、新しい戦い。自分がどこまでできるのか、楽しみにしています。