原江里菜のゴルフの歴史をお話しします!①

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10歳でゴルフを始めてから、東北福祉大1年生のときにQTを受験するまで、どんなジュニア時代を送ってきたのか。プロ転向してからの活躍は広く知られている原江里菜だが、ゴルフの原点について語ってもらった。

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私がゴルフを始めるきっかけとなったのは、坂田信弘プロが主宰する「坂田塾」に入塾したことでした。坂田塾はテレビ番組で何度か取り上げられていたので、存在は知っていました。その名古屋校ができるにあたり塾生を募集しているということから、両親から"ダメもとで入塾テストを受けてみたら"と勧められたのです。当時はスポーツを何もしていなかったので、私自身もまさか合格するとは思ってもいないくらい軽い気持ちで受けました。

初めて出場した試合は、富山県で行われた小学生の大会でした。出場者は坂田塾の仲間ばかりだったので、それほど緊張感はありませんでしたね。このとき、75で回ったんです。もう絶対優勝だ! と思って上がってみたら、ハットリ(服部真夕選手)が優勝でした。本当に悔しかったのを覚えています。

次に、東名CCで開催されているゴルフダイジェストのジュニア大会に出場しました。知らない人と回るということが初めてで、とても緊張しましたね。"優勝したい!"という気持ちより、"恥ずかしいスコアで回りたくないなぁ"と思っていたのを覚えています。

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両親と一緒にゴルフをしたのは、たった1回だけ。中学生のときの親子イベントですね。私の家は特に裕福ではない"普通の"家庭でしたから、父は私がゴルフを始めたのをきっかけに、趣味としていたゴルフをお休みしてしまいました。競技としてゴルフをすると、遠征も多いしお金がかかってしまうんです。今は再開していますが、会社の人とときどき行くぐらいのアベレージゴルファーです。私と一緒にラウンドするのは、"恥ずかしいからイヤ"だとか(笑)。

今は両親ともにときどき応援にも来てくれますが、アマチュア時代は試合といっても団体行動ばかりでしたから、私がプレーしている姿もプロになるまでほとんど見たことがなかったと思います。

祖父母も含めて周りにゴルフをする人がいない環境の中で、ゴルフと出会って、今こうしてプロゴルファーとしてツアーに出場していることを考えると、すごい縁だなぁと感じます。そして、私がプロになるまで、趣味をすべて封印してでも私にゴルフを続けさせてくれた両親には、本当に感謝しています。